●好戦軍団こと安倍内閣の化けの皮が剥がされ始めた。好戦安保改正法案を打ち出して中国の脅威に対抗。反面、中国との首脳会談をはじめ外交能力はゼロ。靖国参拝を皮切に刺激の一方。法案が通ればアメリカ主導の有志連合と多国籍軍に参加するのは明白。アメリカへのペコペコ追従で言いなりに自衛隊が駆り出される可能性大。国連主導の国際協力(PKO)が活発となるよう世界、特に安保理常任理事国に働きかけるべき。一方で安倍首相の今回の騒動で「罪」だけでなく「功」も光ってきた。右寄りの国会議員の鷹派振りは過去のわれわれの想像を遥かに超えていたということ。国会議員に好戦家で国粋主義的な輩がこれだけ蔓延っているとは意外も意外だった。名門の世襲で、一流大学を出て、特権意識が強い、どれだけ自分が偉いのかというような、それもわりに若い輩が永田町1丁目1番地に充満しているということだ。戦争が始まっても司令官か参謀長みたいな階級で、前線には間違ってもいかないと高をくくっているような輩だ。自身の保身のみで一般の国民の生命なんてクソ喰らえって思っているような輩ばっかしに見えてきた。怒りは爆発寸前だ。8月1日。
●8月22日開幕の世界陸上北京。それに最近ではダイヤモンドリーグというのがあって世界至る所で競技が行われている。陸上に限らず柔道にしろバレーボールにしろフェンシングにしろしょっちゅう世界大会(選手権)が開催されているように感じる・・・無いのは相撲か弓道くらいだ。1964年の東京オリンピックは親仁が5歳の時。マラソンでアベベが金、円谷が銅を取った時は、興奮の余り稲刈り直後の田圃を裸足で駆け回ったことを想起しますね。爺様がオリンピッてクを観るためにテレビを買ったんですね。新鮮味が違うんですよ。こういっちゃなんですが、選手も皆裕福に育ってますから、円谷選手見たいな田舎者の泥臭い純心さを感じないんですね。椎間板を痛め苦悩した彼の遺書にも書かれた「団子餅」がご馳走の時代ですよ。垢ぬけてインタビューにもテキパキ応えるのが悪いと云ってるんじゃありませんが、どうも打算臭いんですね。メダルを獲ればタレントで一生喰っていけると踏んでいるような輩が多いように思うんですね。それも悪いと云ってるんじゃないんですが、どこか抵抗があるんですね。ところでエンブレム、普通ならシャツにド派手にプリントされて大商売になるんですが、あのデザインで、おまけに味噌を付けられたとあっては買って身に纏う気持には到底なれませんね。やはりこのエンブレム決定も「国民投票」すべきだったんですよ。新国立競技場も人気投票で決めれば良いんですよ。7月31日。
●東京オリンピックのエンブレム盗作問題。60年安保で岸信介内閣が総辞職し、続く池田勇人首相の「所得倍増計画」の旗を掲げた高度成長に乗って開催されたのが1964年の東京オリンピック。その時のエンブレムは「日の丸弁当」。国民皆がわっぱ(曲げ)やアルミの大箱弁当に白飯をぎゅうぎゅうに詰め真ん中に大梅干し1個の「日の丸弁当」を提げて切歯の頑張りをした時代ですよ。個人的にははじめから今回のデザインに共感できませんね・・・というよりなぜか感動が湧いてきません。飽食で自己チューの世情、前回のエンブレムにA5ロースステーキでもドカンとのっけたらよかったのではないでしょうか。「小梅1個の日の丸にでっかいA5ステーキ」ですよ。つづく。7月31日。
●自民党や公明党に鷹や鷲がいつの間にこんなに繁殖していたのだろうか。間抜けで頓馬な鳶が鷹や鷲に巧いこと言いくるめられ騙されて一票を投じているということだな。頓馬な鳶もいい加減目を醒ますことを切望するね。これを機にちょっとは良識的な日本人が増えることを期待するね。7月27日。
●鷹派の安倍首相が今や独裁の鷲派。その鷲に噛みついたのが鳩派の野田聖子議員。安保法案審議と同じ120時間を少子化問題に費やすべしの逆提案・・・いいじゃないですか。子供のいないお坊ちゃん育ちの総理の言動・・・親の気持をどれだけ理解できているか、分かろうとしているか疑問である。7月27日。
●「ゆう活」という耳慣れない単語だが、まあ俗に言う「サマータイム」だな。「安倍追従政治」に噛みついた元マドンナ。国内外の働く女性が交流するイベントで、安倍総理が「(ゆう活で)早めに出勤し、早く帰宅する。そして、夕方の時間帯をプライベートや家族との時間に充てる。始業時間が早くなっただけだという批判も聞こえるわけですが、しかし、何か始めなければ何も世の中は変わらないわけです」・「社会で女性が活躍するには長時間労働を見直さなければいけない」と強調したのに対し、同会議で講演した自民党の野田聖子前総務会長は、「ゆう活に参加できない人たちがいるんです。さあ誰でしょう。子育てしている人たちですよ、いっぱいいっぱい目いっぱいで子どもの世話して髪を振り乱して会社に向かっている。これが日本の現状なのに、(ゆう活で)朝早く来なさいということは、子どもはどうするの。ということなんです」と痛烈に批判(テレビ朝日系ニュースから)。「ゆう活」=「夕活」、「遊活」は当らないだろう。親仁はサマータイムの経験者ですぞ。25年くらい前、アメリカに留学していた時ですが、夏は8時過ぎても明るいので、仕事が終わってから4時間はアウトドアできますね。アパートのテニスコートやプールで泳いだもんです。バイキングにも行ったし、1時間以上かかるアトランタへ鮨を食いに出かけたこともありました・・・さて、日本では夕方の1~2時間を何して過ごすのでしょうか。現在の親仁も通勤時間ゼロで5時半終業の「ゆう活」族みたいな生活ぶりですが、無風流人にこれと云ってすることはなく、ニシタチ到着時間が早まったくらいですな。それにしても「物申す」議員が増えてゆくことを望んでますぞ。総理大臣になろうと思っている議員は今がチャンス。ここで安倍独裁に釘を刺さないようでは「末は大臣」どころか議員当選それすら危ういもんですぞ。つづく。7月26日。