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今週の親仁ギャグ・2017年10月1日(日)~10月7日(土)

●5日の木曜日の昼休み、木花のひむか球場へ激行し、141回九州地区高校野球県予選の決勝を観戦。前日の4日には出場校4校がすでに決定済みなので、選手の気合いはやや緩み気味であり、監督の采配も九州大会本番を見据えた選手起用があり、全体にやや緊張感を欠いたが、久しぶりの観戦で青春の息吹を味わい元気が湧いた。優勝は延岡学園、今大会から監督に元プロ野球選手(大洋・秋田出身)の三浦正行氏が就任。好プレーや得点して生還した選手とハイタッチするなど、のびのびしたベンチの雰囲気だった。準優勝は、宮崎商業を甲子園に導いた濱田監督が就任してから2回目の九州大会出場の富島。(私は2年前、鹿児島まで富島の応援観戦に行きましたぞ)。3位決定戦は宮崎日大都城東に勝利。九州大会の開催県は4校の出場枠のため、上記の4校が出場。順位で他県代表の相手校が決まる。開催は21日から、サンマリンとソッケンで。ベスト4入りすれば選抜甲子園出場が確実となる10月は野球月間。今日7日はサンマリンでファーム日本選手権の巨人対広島。9日からはフェニックスリーグも始まる。※これを書き終えて、きょうの宮日新聞を見たら、延岡学園の新監督、三浦正行氏が「ひと」欄(2面)で紹介されています。一時、延岡学園の後任監督に秀岳館前監督の鍛治舎巧氏が取り沙汰されたのですが、がせねただったのか、否か。私の知人情報によれば、三浦新監督を勧誘したのはソフトバンクの選手らしいのですが・・・・・・。10月7日。

●目まぐるしく変わる総選挙を巡る情勢と憶測。国民総政治評論家になっているが、私の予測が的中するかも・・・・・・。百合ちゃんが石破さんに秋波を送っている可能性であります。前原さんじゃ貫録も役も不足です。希望の党の単独過半数は、リベラル台頭による野党共闘が沙汰やみになり、無理。百合ちゃん自身は都知事の仕事を放棄できないジレンマ。自民の石破さんも岸田さんも野田さんも今の安倍一強に乱を起こす勇気も集票力(首班指名)もない。3人の中で百合ちゃんと最も波長が合うのが石破さん。石破さんは小派閥で、岸田さんらに押され気味。加藤さんや谷垣さんみたいに首相に最も近いと言われた漢たちも首相の座に見放された。今回の総選挙で安倍首相を引きずり降ろすのが一番の目的であるなら、否、そうでなくてはならないから・・・・・・石破首相も大いにありということだ。色気は大ありだろう。10月6日。

●「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」。連日の七変化する百合の花。色は白ってことはない、黒だか、はたまた勝負色の緑やら。冷徹無比な百合やら。初志貫徹には周囲の罵詈雑言はつきものだ。とまれ希望の党から公認される候補者の「政策協定書」が公表された。①「寛容な改革保守政党」を目指す。②現行の安全保障法制は、憲法に則り適切に運用。現実的な安全保障のため不断の見直し。③税金のワイズ・スペンディング。④憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進める。⑤消費税10%を凍結。⑥外国人への地方参政権を付与しない。⑦政党支部において企業団体献金を受け取らない。⑧希望の党の公約の遵守。⑨公認候補者は党に資金提供。⑩選挙協力する政党の批判をしない・・・・・・と云う内容だ。箇条書になれば分かり易そうだが、②④をはじめ、その内容の具体化となれば無理難題だ。しかしそれを詳細に明文化して自民党との相違点をつまびらかにしてもらわないと、投票者は困惑するしかない。選挙が終わって安倍自民と同じなんてやられたらそれこそ騙されたことになる。黒百合も、もう鬼百合でもなんでもなくなる。枯れ萎れた汚物でしかない。最低限、安倍さんに引導を渡すほどの議席は獲得しなきゃいけません。そうすれば自民党の石破さんだって、(それこそ公明党の山口さんだって)擦り寄ってくるんじゃないですかねぇ。つづく。10月3日。

●今回の大義なき解散総選挙。国民にとって最も良かったのは、強いて言えば、民進党の分裂に尽きる。自民党よりも右派もあれば、共産党とほぼ同じレベルの左派もありの、右左派混在政党。からして、何も決められない、仮に決めても、翌日から堂々の反発・・・・・・これでは、もう政党とは呼べない状況が長らく(政権奪取直後から)続いた。安倍一強を生じさせた一番の原因もこれにある。ところで昨夜のニュースステーションでの政党の右左派序列は、私の見解と少し違っており、日本のこころ・維新の会・自民党・希望の党・公明党・自由党・立憲民主党・社民党・共産党であった。今後1週間で、安保問題(安保関連法案)や憲法改正、少子高齢化(社会保障・教育無償化など)、消費税(増税の是非・使い方)など、希望の党がどこまで独自色を公約で打ち出してくるかだな。政権交代がいっぺんには不可能かもしれないが、少なくとも安倍降しには十分な勢力に成り得るということだ。政策・公約の中身の差異を細かく吟味することだつづく。10月3日。

●今回の選挙のキーワードリベラル派憲法9条改正だな。リベラルの意味は革新主義であり、現在の政治や社会体制の改革にある。日本の場合のリベラルは、現在の資本主義を変えようとする思想であるからして、社会資本を国有化(社会全体の所有とする)し、労働とそれから生まれる生産物も社会全体の所有となる。要は個人の所有を認めない体制・・・・・・と理解できよう。親仁の解釈ですので、詳細はアダムスマルクス思想を勉強して下さい。全体主義の極右から極左まで、その二極の間に、国や民族などによってさまざまな考え方があるということです。日本でリベラル派と云えば、それは共産党により近い思想の持主であります。現実では憲法改正自衛隊の保持などを否定する勢力です。では小池百合子氏はどのような思想の持主かと問われれば、明確な主張を記したものは見当たりませんが、核武装については検討の余地ありとの考えで、憲法9条改正も是の人間です。もしかしたら安倍晋三首相よりも右かもしれません。希望の党維新の会と組んで選挙協力すると言ってますから、憲法改正については自民党の仲間であり、憲法改正発議がより容易くなる・・・・・・と考えるのがより普通であります。右から、日本のこころ・自由民主党・維新の会・希望の党・自由党・公明党・立憲民主党・社民党・共産党・・・・・・ということでしょうか。 理念なく、与党にしがみつきの公明党と、小沢一郎氏の自由党は、解散までの民主党まではないにしても、風見鶏的政治集団ですな。小池氏の語るように、小沢氏はあるときは理論で攻め、理論が効かなくなると理念に奔る・・・・・・ようです。つづく。10月2日。

●先週の木曜日の夕刻。新橋の駅頭付近で維新の会の片山虎之助氏が街頭演説をぶっていた。「東京は別として、地方の公務員の給与を10%カットして民間並みにすれば2.6兆円を捻出できる。これを(消費税でなく)教育無償化に当てるべきである。そして無償化の対象(適応)となる大学も選別すべきである。」といった意味の内容であった。私も暇ではないので歩きながらの聞き流しだったのですが・・・・・・「良いこと言ってるじゃないか」が率直な感想であった。公務員の給与は26兆円ですから10%カットで2.6兆の数字が出る。安倍さんが「信を問う」数字と合致するのである。消費税が10%に上がるのは2019年10月である。解散した衆議院の任期は来年の秋でした。今国会の冒頭解散。所信表明演説も一般質問も一切のなし。そんなに権力欲が強く、選挙が好きで堪らなくても、少しは議論を戦わせてからの解散のほうが、国民の意志表示もし易いのだが・・・・・・極めて不親切な内閣である。つづく。10月2日。

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