●お伊勢参り。本来ならば参詣の前に詳細な調査をしなければならないのでしょうが、そのような性分には生まれていないので事後調査になってしまいます。2度と行くこともないだろうに・・・・・・です。江戸時代(寛永15年=1638年からか)に始まったとされる「伊勢参り」。当時(1650年)の日本の人口は1781万人と云う。宝永2年(1705年)の伊勢参詣者は330~370万人で、人口は2769万人(1700年)。1771年は200万人(人口は1750年で3110万人)。1830年(文政13年=天保元年)には427万6500人(人口は1850年で3228万人)。江戸末期には13%もの人間が伊勢参りをしていたことになり、平成25年の式年遷宮の時の参詣者が1400万人超というから、それよりも多い割合で伊勢に行っていたことになり、当時のアクセスからしたら驚愕の数字である。因みに昨年(平成29)の伊勢参詣者数は約880万人で、過去最多は前回の式年遷宮の年(平成25)の約1420万人で、次いで平成26年の約1087万人。12月1日。