●最近の柳瀬唯夫氏の役職の変遷は、2012年12月第2次安倍内閣の内閣総理大臣秘書官→2015年8月4日経済産業政策局長→2017年7月14日経済産業審議官。先の首相中東歴訪で柳瀬氏は、4月29日から5月3日の計5日間も安倍総理にぴったり随行していたのだから、加計問題ではそりゃ綿密な作戦会議がもたれたことでしょうに。11日の参考人招致で、もしかしたら柳瀬氏はかなり口を滑らせた可能性がある。たとえば①「加計学園関係者に3回(も)あった」、②「来るもの拒まずで面会する」、③「首相に全く報告せず」・・・・・・正直にすべてを喋れば、それはイコール、安倍政権の即退陣であるから、言葉は慎重に選んだ筈だが、実は(故意にではなくうっかりでもなく、意図的に・・・・・・)喋りすぎたかも。今日の国会審議は波乱だな。5月14日。
●都合の悪いことは改竄し、破棄し、隠蔽し、それに黒塗りでつぶし、最果ては嘘の連発。総理の分身である審議官がスケジュール表もメモも持ち合わせない。来るもの拒まずなのに、面会したのは愛媛県関係者と加計学園関係者のみ。新潟県や京都府(京都産業大)などに対して、特にアナウンスをした形跡もない。なぜかなぜかなぜにか、加計関係者のみ。そして記憶を喪失、あるいは故意に埋没させて国会と国民を愚弄する。それも一年以上の長きにわたってである。何十億、何百億の税金が費消されたのであろう。このような事件が今後起こらないように、転んでタダで起きることがないように、真相解明と文書保存に関する厳重な法的改善策が必須なのだな。この加計問題、誰がどう見ても、安倍首相の直接の関与(指示)はクロだな。つづく。5月13日。