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今週のつぶやき親仁・2018年7月月8日(日)~7月14日(土)

●梅雨明け直前(太平洋高気圧の発達)の台風襲来に線状降水帯。それに何と言っても温暖化による日本列島の亜熱帯化。昔から怖いものの象徴は、「地震・雷・火事・親父」。親父の威厳は失墜して久しいから、この諺も若者にとっては「なんじゃこりゃ」かも。故事ことわざ辞典によれば、「最後の『親父』は、台風を意味する親父『大山嵐(おおやまじ)』が変化したという説もある」らしい。そうなら「地震・雷・火事・台風」となる。この「地震・雷・火事・親父」は江戸時代から言われ始めたらしいが、それ以前は不明とのこと。線状降水帯は、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」(気象庁が天気予報等で用いる予報用語)。日本では、集中豪雨発生時に線状の降水域がしばしばみられることが1990年代から指摘されている・・・・・・」とのこと。通常の積乱雲は3000mほどか。しかし今回の西日本豪雨は7000mの高度まで発達していたとのこと。それにしても津波にしても豪雨にしても「」は頗る恐ろしい。どこにでもどんな狭いところにでも自由自在に侵入し空間を充満する。そのため地震と違って洪水に飲まれた人の救命率は低くなる。やはり「親父」ではなく「大山嵐」が正解なのだろう。7月11日。

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