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今週のつぶやき親仁・2019年12月8日(日)~12月14日(土)

琵琶湖の魚類の特徴・・・・・・とはなんぞや。
古(いにしえ)のころは、日本の古とは大和朝廷から奈良時代のころでしょうが、近江とよばれていたのですから(静岡が遠江=とおとうみと呼ばれていたということは)、当時、琵琶湖は海と考えられていたのでしょう。
琵琶湖は世界で3番目に古い古代湖であり、現在、80種(亜種を含む)の魚類が生息しているそうで、オオクチバス(ブラックバス)やワカサギ等の国内外からの外来種を除くと、在来種は63種であり、さらに16種琵琶湖固有種魚が生息している。
ではその16種を列挙してみましょう。アブラヒガイ(コイ科)・ホンモロコ(コイ科)・イサザ(ハゼ科)・ゲンゴロウブナ(コイ科)・ニゴロブナ(コイ科)・ワタカ(コイ科)・スジシマドジョウ小型種琵琶湖型(ドジョウ科)・スジシマドジョウ大型種(ドジョウ科)・スゴモロコ(コイ科)・ビワマス(サケ科)・イワトコナマズ(ナマズ科)・琵琶湖のコイ野生型(コイ科)・ビワヒガイ(コイ科)・ビワコオオナマズ(ナマズ科)・ビワヨシノボリ(ハゼ科)・ウツセミカジカ(カジカ科)・・・・・・の16種であります。
つづく。12月13日。

●私は小丸川上流の、そのまた支流の、どちらかといえばかなり源流(西郷隆盛の薩軍が明治10年=1877年8月24日ころに越えた清水岳)に近いところの生まれですから、幼少より川魚には親しんできました。小丸川は高鍋の日向灘を河口としますが、島津氏と大友氏が戦った1578年の「耳川の戦」の舞台ともなりました。いつからどのような因果で美々津の日向灘に注ぐ川が耳川(椎葉村が源流)となり、本来の耳川(高城川とも)が小丸川になったのか、つい先日、日向市の観光協会に電話で問い合わせたところ、明快な返答は得られませんでした。とまれ「耳川の戦」は木城町の「耳川」で雌雄を決しました。本題に戻しましょう・・・・・・小丸川の上流で生まれたからにはよく川で遊びましたが、そのなかで私の所望は、鰻に鮎にウグイ(=イダ、南郷では「いだごろ」と呼びます)に山女(=エノハ、幼魚はシバゴ=柴子が当て字??)にオイカワ=ハエ(ハエタン)にカマツカに・・・・・・そんなところでしょう。鮎とシバゴはセゴシが、山女は焼きが、いだごろとカマツカは焼いて乾燥したものを煮つけるのが、私には美味いですな。そうはいっても川魚の独特な匂いには多少の閉口感がありますが・・・・・・「能登」の手当(処置)はそれを微塵も感じさせない絶品ですぞ。つづく。12月13日。

●人間も然ることながらシモは饂飩、ラーメンにいたるまでヒトの好嫌はひとさまざまであります。極みにあっては、「ランキング1位とか評判の店なんぞ多勢の口に合うものは、俺の口に合わない」など公然と自己主張するヒトもあります。それはそれで、ヒトの味覚は千差万別ですから納得してしまいますが。そもそもヒトの好嫌については、だれも反論する余地がないのです。押しなべて3割の支持があれば御の字の大満足とすべしです。半数ものサポーターがいるなんて幸福者であります。わたしも旅ザケをいろんな処でしてきましたが、行き当たりばったりのユキズリ的な探索では、イイ店に中(あ)たることはそうもありません。吉田類の「酒場放浪記」や太田和彦の「日本居酒屋紀行」を参考にすることしばしばですが、実際行ってみると期待外れのことが少なくありません。「酒場放浪記」はそれもそうで類さんが店を決めるのじゃなくてテレビ局が選定しているようです(これは類さんに私自身が直接聞いたことです)。ハズレが少ないのは俄然、太田さんの「日本居酒屋紀行」のほうで、私が訪問した数件はすべてほぼ満足しました。その中で3度(3回ともワザワザです)も訪ねたのが長浜の「能登」です。上の写真右の道路右側が「能登」の入り口です。つづく。12月9日。

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